先日、外国人にプレゼンを教える講座で、JOBSのプレゼンを真似する受講生が居たが、同席していた日本人からの評価がとても低かった。そこで、外国人が日本語でプレゼンをする時のポイントを紹介しよう。

 

オーソドックスな型を身に付ける

日本語でプレゼンする場面なら、聴衆には英語が苦手な人が多いだろう。そういった日本人は、JOBSのようなプレゼンには不慣れだ。むしろ、この動画のようなシンプルなのが、一般的な日本人には馴染みやすい。

 

https://www.youtube.com/watch?v=G1dNSkGuCeg

 

内容をブラッシュアップする

上級者は、日本人に負けないような完璧なプレゼンを目指す。ロジカルで、informativeで、さらに日本人にも分かりやすい内容が理想的だ。

中級者以下は、日本語の不完全さをカバーする方法を考える。まずは、あなた(の会社)に好感を持たれることを目標にしよう。そのためには、提案する商品・サービスのメリットだけでなく、デメリットも伝えることをお勧めする。露骨なアピールより、誠実にデメリットも伝えた方が日本人の信頼を得やすいからだ。

 

練習をする

ビデオに撮って見直そう。ビデオカメラが無ければ、携帯やバンディカムを使おう。

http://www.bandicam.com/main.php?from=jp

 

2人の日本人からフィードバックを貰う

日本語の正しさについては日本語教師が良いだろう。特に、助詞、文末表現を正しくしよう。

内容については、ビジネスパーソンに頼むのが良いだろう。

あなたの成功を祈っています!

 

 

スマートフォンではない、以前から日本にある携帯のことをガラケーと言うことをご存知だろうか?ガラケーは、ガラパゴス・ケータイの略で、ガラパゴスのように独自の進化を遂げた携帯電話、という意味だ。

ワンセグ、お財布ケータイ、赤外線通信、iモード、など、メーカー各社はどんどん機能を追加していった。今スマフォで当たり前のように使われているカメラ、音楽再生、絵文字などの機能もガラケーにはついていた。

 

こちらのサイトには、ガラケーVSスマフォの世代別比率も載っており、高齢になればなるほどガラケー比率が高いのがわかる。

http://www.garbagenews.com/img16/gn-20160521-09.gif

http://www.garbagenews.net/archives/2157553.html

 

そしていま、アプリマーケットでも、日本は独自のマーケットとなっているようだ。こちらのサイトは、各国で人気TOP10アプリを、国別/カテゴリー別(ゲームかそれ以外か)/基準別(売上かDL数か)でそれぞれ一覧することができるサイトだ。

ゲームアプリは、世界でも人気のようだ。DL数で見ると、日本発のゲームアプリは少ないが、売上ランキング上位には日本発のゲームが複数ある。つまり、一人当たりの課金額が、他の国のユーザーと比べて高い傾向が分かる。

 

とても使いやすいサイトで、日本だけではなく、各国の傾向もわかるので、マーケティングやITビジネスに関わる人に一読をお勧めする。

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/ni2016-appli/

日本で生活すると決めた人でも、自分の国に帰りたくなることはありますね。

そこで、「どんな時に国に帰りたいと思ったか?」外国人に聞いた記事を見つけましたので、その中から幾つかご紹介します。

 

【本文はこちら。日本語のみ】

http://news.mynavi.jp/column/gaikoku/052/

 

・家族や友達に会いたくなった時

SKYPEで話はできますが、やっぱり一緒に遊んだり、騒いだりしたいですよね。

寂しくならないように、日本で仲の良い友達を作りましょう!

 

・自分の気持ちを日本語で表現できない時

これは私も海外に居る時に感じました。そのためにも日本語の勉強を頑張りましょう!

 

・外国人として、英会話教師以外の仕事を見つけるのが難しく、転職できなかった時

これからの時代はITエンジニアがお勧めですよ。給料もよくVISAも出やすいです。

・満員電車に乗った時

私も苦手です(^_^;)

 

・仕事の会議が無駄に長い時

「日本人は集合時間には正確なくせに、会議の終了時間には無頓着だ」とある人が言っていましたが、本当にその通りですね。

古い企業体質の会社では、残念ながらまだ長い会議がたくさんあるようです。

もし日本で友達が居なくて寂しい想いをしている人がいたら、連絡して下さい。一緒に焼鳥屋に行ってストレス発散しましょう!

日本語学習の自習における問題の1つに、「自分が読みたい文章のお手本となる音声が無いこと」

が挙げられますが、この問題を解消する方法をお教えします。

 

教科書についているCDや、YouTubeなど、リスニング練習に使える音声素材はたくさんありますが、

自分が言いたい言葉ではありません。

日本語教師などのネイティブの日本人に頼んで、言いたい言葉を読んで貰うしかありませんでした。

 

しかし、音声合成ソフトを使えば、どんな文章でも、誰でも無料でお手本の音声をGETすることができます。

 

こちらのサイトをご覧ください。(ページは日本語のみ)

http://voicetext.jp/

 

(1)言語を選ぶ

(2)声優を選ぶ

(3)読んで欲しい文章を記入する

 

という3ステップでお手本を聞くことができます。

 

次のように、自分が考えた文章でも作れますので、

面接やプレゼンなどの練習にも役に立つでしょう。

 

「大連のシステム会社でスマートフォンのソフトウェア開発に携わっておりました。」

「本日はプレゼンの機会を頂き、誠にありがとうございます。

当社の新商品をご紹介させて頂きます。」

「Keikoさん、僕と結婚して下さい。必ずあなたを幸せにします。」

 

というように、プライベートなセリフでもOKです。

機械的な音声なので、完璧ではありませんが、自習用の練習には十分使えるレベルだと思います。

良かったら試してみて下さい。

前回、日本語を学ぶ人が知っておくべきこと(前編)として、

モチベーションは続かない。

人間は「忘れる生き物」

学習方法別の記憶の定着率

についてお話しました。

 

今回は、その続編です。

 

Reading Writing Listening Speakingのバランスが大事

会話の練習は好きだけど、文法の勉強やリスニングの練習はつまらない、という意見は多いです。

でも、語学を習得するうえでは、両方のバランスが大切です。

海外に住んでいる方は、OUTPUTの練習(話す・書く)が足りない傾向があります。

例えば、JLPT対策の勉強だけしてきた人の中には、N1に合格している人でも、会話が下手な人がたくさんいます。

逆に、日本に住んでいるので会話は上手だけど基本的な文法ができないという人もいます。

 

OUTPUT(話す・書く)の練習が足りない人は、日本語を使う機会を増やしましょう。

INPUT(読む・聞く)の練習が足りない人は、退屈かもしれませんがコツコツと続けましょう。

 

 

教科書を選ぶ時に、Amazonのレビューは見るな!

自習用の教科書を選ぶ時に、AmazonのReviewを参考にして決める人は多いと思いますが、私はお勧めしません。

なぜかというと、Reviewを書いている人は、自分が使った感想を書いているに過ぎず、極めて主観的な情報だからです。複数の教科書を比較して分析している訳ではありませんので、その情報に価値はありません。

 

代わりに私がお勧めする方法は2つあります。

・プロの日本語教師に相談する。

・日本語教材の専門書店(そうがくしゃ、ぼんじんしゃ等)に相談する。

ちなみに、専門書店以外の大型書店(紀伊国屋等)も、私はお勧めしません。

そこで一番売れている教科書を紹介してくれるかもしれませんが、売れている教材がベストとは限りませんし、大型書店の店員は日本語教育の素人だからです。

専門書店には、大型書店が扱っていない教材がたくさんありますので、一度足を運んでみることをお勧めします。

次のサイトは、ビジネス日本語を学べる教材を講師の解説付きで紹介していますので、オススメです。

日本語教材コンシェルジュ-ビジネス日本語のテキスト一覧

また、ITビジネス日本語を学びたい方は、こちらがおススメです。

Japanese for IT Business

 

 

良い教師の見分け方

 

どんな先生を良い先生と思うかは人によって違いますので一概に言うのは難しいのですが、日本語教師の経験を見極めることができる魔法の質問があります。その質問とは「先生が使える教科書を全て教えて下さい。」です。1冊しか使えない人には要注意です。私が考える良い教師とは「学習者に合わせて教材やカリキュラムを変えられる教師」です。つまり、日本語教師の経験が長ければ、使える教科書の数が自然に増えてくるはずです。私の周りには50冊以上使える超一流の先生も多くいますが、20冊以上使えれば勉強熱心な先生と言えるでしょう。

 

以上、参考になれば幸いです。

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